お題箱の返事05
◆ちょっとだけ恥ずかしいので匿名にて失礼いたします。の方へ。
心に残ったシーンを教えてくださってありがとうございます!
私もそのあたり、描きたいことが押し寄せてものすごく切羽詰まっていて、追い詰められながらレギュラーたちの死に顔を描いていたのを覚えています。南極という世界はとても生と死が近くて、切原もまた、しんでいるはずの皆がいきいきと自分とつながるのだと悟ったのだと思います。それがテニスのえにしだと私は信じています。
あと、辰巳が飛び出すシーンは個人的に会心の出来だ!!と思いながら(自画自賛も甚だしいですが!)描いていたので、そこを挙げてもらうとヨッシャ!って気持ちになります♡笑 ありがとうございます!!
テニスの王子様たちは、皆テニスに呼ばれてテニスの王子様になったと思います。
.5巻をみていても、彼らが多様な背景とテニス以外のシュミや特技を持ちながら、テニスを選んでいることがありありと分かります。そんな、テニスとの縁を永劫はぐくんでいけるような王子様たちが眩しいですよね~!
そしてもし彼らが死んだら、彼らはやはりテニスに帰っていくのだと思うのです。
このころ盛んに想像していたことに、氷の中で力尽きて寝ていたらいつの間にか蝉のなく声がして、目を開けるとコートで、自分はラケットを握っており、隣のコートからボールの弾む音と軋むシューズの音が聞こえる、そんな情景がありました。病室で、縁側で、あるいは事故で、あるいは病気で、あるいは縁者に見守られ、あるいは孤独に、死にゆくとき最後に彼らの耳に届くのがあの夏のいちばんあつかった日であったらいいなと思っております。
最後になりますが、お読みくださっただけでなく、励ましのお言葉までくださってどうもありがとうございました。
今後ともご縁がありましたら、ぜひよろしくおねがいします!
南極立海を読ませていただきました。
まず、本当に素晴らしい作品でした。気持ちをことばに表せず、感想という感想をお送りできないのですが、なんだか言いようのない感動を覚えています。今もまだふわふわとしています。感想を述べられないなりに、最も感動したポイントを挙げさせてください。幸村が赤也に話しかけるシーンと、辰巳が飛び出すシーンと、赤也が連れていかれる(個人的解釈です)シーンです(多い......)。改めて、この作品を創作していただき、本当にありがとうございます。
正直に申し上げますと、このお話は御本で欲しい欲しいと考えながら、踏ん切りがつかず購入していなかった作品でした。今回全話読ませていただいて、非常に後悔しております。購入するチャンスはいくらでもあったはずなのに、どうして手に入れなかったのか、この作品は紙媒体で手元に残したかった、と後悔が募るばかりです。
最後になりますが、おんねこさん、このアカウントを消してしまわれても、他のアカウントやpixivやラジオでの活動を応援、そして楽しみにしています。本当にありがとうございました。