お返事:10月に博士と教授~へ寄せてお便りをくださった方へ

2019年12月08日

はじめまして!お便りくださってありがとうございました。返信に時間を頂いてしまって申し訳ありません。

「博士と教授の80日間中国旅行」へ、感想をお寄せくださってありがとうございます。

個人的な趣味をこれでもか!と詰め込んだ本でしたので、楽しく描ききった反面、どのように受け取っていただけるか不安でもありました。だからいっそう、お便りをくださったあなたさまの感想に、非常に救われた思いです。

私が行ったことのない場所は最初の「唐山」だけでして、あとは自分で行ったことのある場所に見えたふたりの姿を、見たままに描いております。ご心配いただいたチベットの寺院、実話ですw セラ寺という名前の寺院で、私の訪問した次の年に動乱の現場となり、多くの僧侶が巻き込まれたと聞いています。

中国のあの、積み重なった人の営みと、それゆえの「人間がいることが当然」という感覚、そしてその日常に揉まれて埋もれて風土に化していく特別のかけらみたいなものが、博士と教授の「旅」という名の日常にすごく合うなあと思っておりました。漢詩や土地の歴史も不思議と博士と教授に沿うものばかり目について、いろいろなものにいざなわれているような心地でした。私も没頭したその世界に、あなたさまもいっしょに浸ってくださったこと、それほどに感受を向けてくださったことがとてもありがたいです。本当に幸せなことです。

どうにも、描ききった…!という自己満足感のせいで別のものになかなか目が向かず、ベトナム編詐欺師と化してしまっているのが申し訳ない!

しばし、次の完結編に向けて気力を養いつつ、ベトナムで見た博士と教授についても絵にして残しておきたいと思っております。投稿できたらお知らせさせてくださいね…!


ありがとうございました。年の瀬に近づいてまいりましたが、どうか素敵な年末をお過ごしくださいね。


▼博士と教授の80日間中国旅行
はじめまして、こんにちは
とらのあなさんからの通販で本日こちらの作品が届き、十二分なほどに楽しませていただきました
とにかく読後の余韻がすごくて、今でも思い返すたびに内臓がきゅっとなります 

初めは旅行記として二人の旅の情景を楽しんでいましたが、後半は二人の心の機微に内臓を揺さぶられっぱなしでした
学がないので所々本を閉じることにはなってしまったのですが、蝉之歌のメロディや漢詩の意味を検索している時間も二人の旅を追いかけているようでとても楽しかったです
楽しいと同時に、これらの詩の内容が作品のテーマともリンクしているようで、照らし合わせては少し寂しい気持ちになりました
旅行先リストのまとめも、とても素敵でした
こちらのおかげで彼らをより身近に感じられ、一層世界観に浸ることができました
(封鎖された寺院のお話は実話だったのでしょうか...であればおんねこさんの身が無事でよかったです...!)
たくさんの仕掛けのおかげで、いろいろな角度から作品に没頭することができました
とても素敵な時間をくださり、ありがとうございます
自作がはかきょの完結編とあとがきに見つけ、完結という言葉が悲しくも、次があることをとても嬉しく思います
次の作品も楽しみにしています
季節の変わり目ですので、どうぞお体に気をつけてお過ごしください
追伸:ぷちベトナム旅行の記事も準備が整うのを楽しみにしています
それでは


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