今夜君とUFOが見たい

2019年02月23日

赤井と降谷君をふたりきりにしたい

その欲望を止められなくなった私は考えた。彼らが安全に、二人きりになるにはどうしたら良いのか。これはコナン世界では難題である。できれば事件は起きてほしくない(気苦労はしてほしくない)し、降谷くんには寝てほしい(切実)。赤井さんには、赤井さんの持つ探究心(虎穴に入りまくるアカイさん)を満たしてほしい。どうにか、彼らが…

そういう葛藤とともに、ずっとどうにか理解してみたい問題があった。

それは、赤井秀一が降谷零を認知するのがあまりに遅かったということ。

コナンにハマって約半年、原作に疎い私に考察も何もないけれども、すごく疑問だったのである。

降谷くんはあんなに一生懸命赤井秀一の生存確認に励むのに、なぜ赤井秀一はそれに応じるのが遅いのか。ミストレからテレフォンアカイの「降谷零君」までの間、赤井は一体何を思って降谷零への関心を(少なくとも)見せず、なぜあのとき応酬したのか。そしてどんな気持ちで、安室透が降谷零であることと、彼が日本警察組織の人間である事実を飲み込み咀嚼したのか。

なんやそういうところの入り口に入ってみたくてじわじわ考えていって、最終的に煮詰まったのが「赤井と降谷に同じものを同じ熱量で見つめてみてほしい」という結論であった。UFOである。

お話をかくぞーというときに目標!って書いておくのですけれど、今回のお話プロットの最初に「赤井に降谷と同じものを見てほしい」って書いてあります。それと「降谷くん寝て」「お互いを見て」がサブテーマとして挙がっていました。と、何度も書いてる「降谷くん寝て」は、同人のお友達が眠れなかった時期の話をしてくれて、絶対このお友達には降谷くんが寝ている姿を見せて安心してほしいと思ったからです(イエーイみてる~???)

とくに前半をpixivツイッターに挙げたあとからこれはすごく意識していて、見る/見られる二人の熱をどうにか同じにしたいと願……っていたことは確かです。

設定ページ数が少ないくせにたくさん設定を練るのが好きで、かけてない設定がいっぱいあります!計画性がなくて少し悲しいから書いておいていい?いいよね自分のブログだから……「オイタをした組織の構成員」はいまFBIの取調室にいますし、ガソリンスタンドはずいぶん前から廃業していました。サンタフェ・プエブロのときには赤井の袖は焼けていません。ボーッと見てたら火が消えていました。

あと、これは私個人の性癖の話ですが、恋心に狂ってないときのふたりに情交があるっていうのはいちばんエッチだと思うんです。それはホルモンとか本能とかそういう内発的な動機すらなく会いたいとか一緒にいたいって思うのは、もはや生態の限界を超えた縁だからです。何の理由もないのに会いたくてどうしようもない赤井と降谷に死ぬほど萌える 性交よりヤバい

それと、オトコがシコれば出るなんていうのは当たり前でもなんでもなくて、オトコこそシチュに一番弱い生命の瀬戸際を持っていると思うのです。想像力がたくましく、洞察力に優れた探偵基質の漢/雄ならなおさらです。だから二人は性器への刺激で射精するんじゃなくて、現状と理想の差異と合致のはざまで射精する…こともあると思うんだけど……日本語って難しい……とりあえず今回はそういう、「シチュ酔いで射精する赤安ってサイコー」って気持ちで402号室描いてます。でもコレ描いてる時期いちばん睡眠が継続できなくて社会性に欠けていたので、もうちょっとなんか……今後はわかりやすい描き方がしたいです……

本当は3月の上旬にアメリカのゴーストタウンで鳴り響く電話と降谷零の話をかいてアップロードして自己肯定感高めまくりたかったんですが、GOSYO神が恐ろしい学ランのプレゼントを賜ってしっちゃかめっちゃかになりましたので、4月に帰国してから続きをかきます。

ちゃんと西海岸までたどり着いてね、赤井!降谷!!!(2019/03/09)



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