柳蓮二の墓

すっかり難産になって　敦煌の石窟群から着想を得た柳蓮二と「隠す」について。しまいました　のはなしを４月か５月くらいに書く

正直、仁王くんのお話はもうかきあげられないんじゃないかと何度も挫折しました。

仁王くんのことを、なんで隠したかったのかわからなかったんです。

正直今も明文化できるわけではないのですが、海にもイリュージョンできる仁王雅治にすっかりしてやられた柳蓮二が、すべての真実とともに自分のことも隠してしまえばいいんだと、一種自暴自棄のこころに駆られる、みたいな…そういう感じかも。

仁王くんの話がないと、一作目が何が何やらわからん過去の捏造話になってしまうので焦っていた部分もありました。